「忍びの国」感想(ネタバレなし)キレッキレのダンスのような大野智の殺陣と日置大膳役の伊勢谷友介がカッコイイ! | 素敵なmono

「忍びの国」感想(ネタバレなし)キレッキレのダンスのような大野智の殺陣と日置大膳役の伊勢谷友介がカッコイイ!

忍者

こんにちは、嵐が大好きのmonoです。

2017年は映画もドラマも嵐関連の話題に事欠きません。

相葉さんのお貴族さまドラマが終了して寂しいです。
そして、リーダーの映画観てきました!
さすがです、見応えアリの殺陣ももちろん、内容もとても素晴らしかったですよ。

2017年7月1日公開の映画「忍びの国」
監督は中村義洋さん。
大野さんとは「怪物くん」以来6年ぶり2度目の監督さんです。

前評判も良かったですが、大野さんらしいゆるくて現代風のわかりやすい戦国アクションエンターテイメントでした。
戦国武将がヒーローではなく、忍びの「虎狼の族」が織田軍を倒したのです。

すごい史実ですよね。
「一揆」って、武士を倒すんですよ!

monoが訪れた映画館は、地元の小さなシネコン。
スクリーンもビスタサイスでした。
鑑賞にきていた人たちは、年配のご夫婦が多かったです。

公開後2週目の映画興行ランクでは第3位です。(7月8日統計)
夏の映画館は話題の作品がひしめいています!
1位パイレーツ・オブ・カリビアン最後の海賊
2位メアリと魔女の花
どれも、観たい映画ですよね!

大野智「忍びの国」原作&キャスト紹介!怠け者だけど凄腕の伊賀忍者!リーダーらしいアクションが楽しみ!

キャストと簡単なあらすじはこちら

史実に基づいた時代劇

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映画のレビュアーを見てみると、「何度も見たくなります」「2回めと3回目と見るたびに違う感動があります」と書き込まれていました。

そうなの?

と思いながら観てみました。

monoは、特に一度で良いかな?と思いましたが、2度観たら違う感想を持つのかも知れない。

戦国に馴染みのない人はより深く知る為に何度か観たいと思うのだろうか?

物語の大きな筋がいくつか有るような気がしました。

「忍びの国」は、1578年〜79年に起きた「天正伊賀の乱」を元にした物語です。

伊賀側の視点。
織田側の視点。
そして、無門とお国の視点。

まずは、織田の視点。

次男・信雄を囲む有象無象の男たち。

織田信長がどんな人物であったのか?
どんな戦い方をして勢力を広げていった人なのか?

巨大な父を持った次男、信雄が愚かにも起こす戦いなのだ。

織田信長が、伊勢を手に入れる「三瀬の変」にも思いを馳せておく。

日置大膳があまりにもかっこよすぎる。

伊勢谷友介さんってすごいです。

大野さんとの直接対決はありませんでしたが、monoの中では一押しの武士になりました。

ただの無能な2世が起こした愚かな戦い。
それだけでは無い、深みも描かれていました。

信雄の苦悩を知る。

織田と北畠の確執からの伊勢お納め、いよいよ天正伊賀の乱へと続いていくのです。

信雄の気持ちになって、もう一度映画を観たらどうなんだろう?

伊賀の十二家評定衆

手裏剣
伊賀忍者を束ねる土豪。
日々戦いに明け暮れる。

人の命を人と思わない。
金の為にしか動かない忍者を作り上げる土壌があった。

幼い子どもが忍術の稽古をしている場面は恐ろしい。

次々と人が死んでいく。
直視できない場面もある。

忍者って何なんだ?

そして、評定衆って何者なの?

忍者を雇って戦いを仕掛ける。
一体何の為にそんなことをしているのか?

金を得る為になりわいとして戦う忍者がいる。
「下山の次男を殺れ」百地三太夫が言う。

なんで次男なんだろう?
嫡男を大切にする。

次男はどうでも良いのだという。

そして行われる無門と下山次郎兵衛の「川」という対戦。

誰が何のために仕組んだのか?

ワナ?ワザ?
はめられたのは誰だったのか?

始まりをもう一度観てみたい。

仕組んだのは誰だったのか?

下山と百地の二人は、十二家の中で勢力を持っていたのか持つことになったのか?

無門とお国

着物
無門って変な名前だ。

自称・伊賀一の忍者。
門を破らせれば天下一品。

無門の前には「門」が無いから、「無門」だそうだ。

お国が言う。

「本当の名前を教えて下さい。」

無門は答えない。

本当の名?

どんな門でもあっという間に破ってしまう無門。

無門が安芸の国から連れて帰ってきた「お国」はどこかの武将の娘さん。

伊賀一の忍者でお金には困らせない、幸せにすると約束したのに「約束のお金」はまだ渡せていない。
毎日少しづつの収入を渡す。

怠け者の無門はあんまり働かないのかな。

お国は、無門に働くようにはっぱをかけて家の中には入れてくれない。
城の門は破るのに、自分の家の戸を破らない。

可愛い声で「あ、開かない」って言う無門が好きだ。

お国は無門が好きなのかな?
美女と野獣?
美女とボロ雑巾って感じです。

お金目当てで付いてきたけど、お金ないから入れてやんない!って意地悪なのかな?

無門がお国にぞっこんなのも、一目惚れなのも無門の顔を見れば、一目瞭然です。

さすが大野さんのそういう表情は、安定感あります。
お国さんも無門が好きなら良いのにな。

忍者の生活や生い立ちに衝撃を受けて、1人の少年に愛情を持つようになるお国。お国のそばには、いつも「ネズミ」がいるようになるんです。

ネズミが、語り始めるころには「天正伊賀の乱」も第2章に突入します。

忍びの国・感想

刀

大野さんのアクションも自然な演技もたっぷりと堪能しました。

面白かったです。

別に嵐の歌を主題歌にしなくてもいいのになあと思いました。

嵐の声を聞くと現実に引き戻される気がして、映画の世界観を壊してしまっているような気がしました。
歌は無くても良かったです。

それほど、映画としての完成度が高い作品だったと思うんです。
それが、ちょっと残念なところでもあり、いいところでもある、複雑です。

嵐が好きだからこそ、もうセット販売はしなくてもいい。「つなぐ」は好きな楽曲です。フジワラのフジモンを思い出しちゃうんで微妙なんですけど。

知念くんの織田信雄も良かったです。

織田勢が一気に団結するところは敵ながら力強く感じたし、ワクワクしました。

そう来なくっちゃ!って感じです。
いつまでも内紛してる場合じゃないよね。

日置大膳に惚れました。

鈴木亮平さんとのアクションが取り上げられていて、もちろんすごいと思いますが
日置大膳がカッコイイところをかっさらっていきました。

伊勢谷友介良いです!さすが、大河ドラマの常連ですよね。この映画はいろんな視点から観れる奥の深い構成になっていて、とても面白いです。

北畠の姫も美しいのですが、お国にはかなわなかったですね。茶筒が人の命を翻弄する戦国ならではの話も噛み締めたいと思います。

大野さんの身体能力の高さと伊勢谷さんの男の色気が素晴らしい映画でした。

2回目鑑賞後、更新するかもしれません。
その時は、感想もかわってるかもです!

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