「重版出来!」第8話感想河さんおすすめの「100万オトメバイブル」が起こしたるうるうの奇跡! | 素敵なmono

「重版出来!」第8話感想河さんおすすめの「100万オトメバイブル」が起こしたるうるうの奇跡!

こんにちは、monoです。

毎回感動を届けてくれる、大好きなドラマ「重版出来!」
第8話は、ぎゅっと内容が凝縮されてさらに濃厚でした。

「重版出来!」第8話 共感力を磨け!


小泉くんの営業力。も成長が見られます。

新人漫画家たちの葛藤もあります。

書店が抱える問題も浮き彫りになります。

そして、過去の栄光からの転落人生に這い上がれない人とその家族の姿が描かれました。

それぞれのエピソードが一つの形になっていくところが、暖かくて重版出来らしい展開で心が暖かくなりました。

そして、噂のいくえみ綾さんの漫画も登場しました!
この時をいつか、いつかと待っていました。

河さんおすすめの漫画は「100万オトメバイブル」

大きな縦軸は、電子書籍化のお願いをし続けている編集長〈松重豊)と牛露田先生(康すおん)です。

横軸に、書店が2つ出てきます。

河さん(濱田マリ)の書店と編集長の同級生の「キタノ書店」です。

河さんの書店を訪れた心は、いつもの様に「面白い本」ありますか?と河さんにリサーチします。

河さんが、ずっと愛読していた漫画が、5年ぶりの新作が発行されたそうです。

それが「100万オトメバイブル」「音の作法」だ。

牛露田の娘アユ(蒔田彩珠)は、母親(赤江珠緒)を不幸にした漫画を毛嫌いしています。

父親の漫画も、読んだことがないのだ。

河の人生を明るく変えた「100万オトメバイブル」の話に感動した心は、さっそくアユにその本をプレゼントする。

「読んで見て」

「100万オトメバイブル」は、本が大好きな女の子の物語。

人はだれも羽を持っている、本の形は羽に似てる。

たくさん本を読むと、立派な羽になるのだと母親に言われたのだ。

本が好きでいる自分を肯定されて、安心して本と向き合えたのだと、河は言う。

漫画は、いろんな事を教えてくれる。

少女に、生きる勇気をくれることもある。

みんな、それぞれに思い出に残る漫画がありますよね。

生きることに精一杯のアユ。

今は、何も受け入れられないでいるけど、アユにも何かが伝わると良いね。

河さんは、このドラマのキーマンですね。
ここって言う時に現れる心にとっての天使ですね。

いくえみ綾さんの絵が、素敵です。

キタノ書店と編集長

ドライブ
牛露田に全然相手にされない編集長は、同級生の書店を訪ねます。
シャッターが降りたままの店内には、腰を痛めた北野〈梶原善)が本の整理をしていた。

北野は、シャッターを開けるのが辛いらしい。

久しぶりに会ったふたりは、昔話にひとしきり花をさかせると、「タイムマシンにお願い」の話になった。
北野は以前、牛露田とその妻に会ったことが有るというのだ。

2人の想いは同じだった。

「世の中が変わっても、俺達のやることは一つだ。
漫画屋は夢を売っているんだから。」

大塚シュートと中田

五百旗頭さん〈オダギリジョー)担当の大塚シュートさん(中川大志)と心担当の中田伯さん(永山絢斗)

どちらも最近ネームの進み具合が、悪いらしい。

ネームとは、簡単なあらすじを書いた漫画のもとになるコマ割りがかかれてるもの。

大塚さんは、自身のネットの反応を見ていたら書けなくなったらしい。

中田さんは、自分でも分からない「謎です」と言う。
何かに、悩んでいるようだ。

正反対のこの2人。

いいところの好青年の大塚さんとひねくれて、人とコミュニケーションが取れない中田さん。

大塚さんは、五百旗頭さんがじっくりと話を聞いて改善させる。

中田さんは、悩んで悩んでいる。

三蔵山先生(小日向文世)が、暖かく見守りながら心に中田の様子を伝えてくれる。

「中田さんは、大丈夫。人とのコミュニケーションが苦手で硬い殻をまとっている。
その殻から出ようとしているだけだ」

先週のアシスタントチーフの沼田さん(ムロツヨシ)との出会いから、人との関わりを学び始めたみたいです。
沼田からもらった落語の音声を、ずっと聞いている中田。

主人公以外のキャラクターの描き分けが、できていない中田。
そこが、うまくいけばデビューだよね!

もうすぐかな。

後田アユと「タイムマシンにお願い」

後田アユが、河の書店にやってきた。

漫画を買いに来たのだ。

アユは、心から渡された漫画に心を動かされたのだ。
河は嬉しい。

あゆは、山縣留羽の漫画を二冊も買っていった。

心がアユに言う。
お父さんも「すごい漫画家だったんだよ。」
「みんなに夢を与えていたんだよ」

アユが家に帰ると、編集長が父のもとに来ていた。

編集長はキタノ書店にあった、牛露田のサイン色紙を持ってきていた。

そこに描かれていた「ふんじゃった猫」を見たアユが「いつもママが描いてた」と言う。

お母さんの思い出とともに「ふんじゃった猫」がよみがえる。

ニャロメ?みたいな猫だよね。
子供が好きそうな、愛嬌のある目をした猫です。

編集者がアユに言う。

「お母さんは不幸じゃなかったと思うよ」
「お父さんと一緒に、同じ夢を見ていたんじゃないかな」

旅行先で、ガイドブックを買うために夫婦で尋ねた「キタノ書店」

当時、人気漫画家だったためにその場が急遽「サイン会状態」になってしまったらしい。
旅行の日程を取りやめてサイン会になってしまった旅行でも、奥さんは嬉しそうに笑って見ていたと言う

その話を聞いて、アユも電子書籍化を賛成してくれた。
念願だった牛露田の電子書籍化も、無事契約終了にこぎつけることができた。

牛露田は、アルコールのために字も自由に書けなくなっていたが、なんとか署名する。

興都館の玄関で、待っていた娘のアユが手にしていたのは「タイムマシンにお願い」のまんが。

契約書にサインをしてきた牛露田に「すごい面白かった!」と笑顔で語りかける。

良かった。

漫画が、笑顔を与える。

クールジャパンと言われる、コミック文化が評価される昨今。

昔は、コソコソと漫画読んでた。
時代は変わったし、漫画に対する認識も良くなったなあ。

なんか、違う感動がある。

小泉の野望

月見草花束
書店周りの営業のライバル誌「エンペラー」の営業マンが、作家のサインを手土産にしているのを見て、
河のために、山縣留羽にサインを貰いたいと担当編集者に手紙を書いて手渡していた小泉(坂口健太郎)

河が、エンペラーの営業マンに「お客様のため」に「考えて本を陳列して、販売している!」
と言う言葉を聞いて、サインで釣ろうとした自分を反省。

山縣先生の担当編集者に、「サインは断る」と電話をする。

担当編集者は、分かった、でも、もう「手紙は渡したよ」

小泉の書いた手紙をもった女性が、書店に現れる。

「河さんはいらっしゃいますか?」
「山縣留羽と申します。いつもありがとうございます」

小泉くん!ナイスです!

誠実な手紙書いたんでしょうね。

いい人だな。

いい話だな。

やっぱり、面白いな重版出来!

いい話をごちそうさまです。

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