アニメ「聲の形」 | 素敵なmono

アニメ「聲の形」

サンダル

2016年は、名作アニメがたくさん上映されました。
「君の名は。」の大ヒット。

この「聲の形」は、淡い男女の恋物語でも、聴覚障害者といじめという単純な話でも無く。
見る人によって、見る視点が違ってくるアニメ。

それは、観るものの幼い頃の思い出によって違ってくるのではないだろうかと思う。

聲の形

2016年9月17日公開
129分

監督:山田尚子
原作:大今良時

京都アニメーション

キャスト
石田将也:入野自由
西宮硝子:早見沙織
西宮結弦:悠木碧
永束友宏:小野賢章
植野直花:金子有希

大ヒット記念の入場者プレゼント

映画の日に鑑賞。

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偶然、ヒット記念の入場者プレゼントが手渡されました。
アニメの35ミリフイルム、4コマです。

学園祭の入場門のシーンでした!

受け取った方、他にもいらっしゃいますか?

石田の4月

この、アニメのポイントと思うのは。

バツ。

はじめは、石田青年の4月のカレンダーに毎日つける赤字のバツ。

バイトを辞める。
お金を返す。
最後の日。

石田は、橋から飛び降りようとした。

母は、気づいてた。
そして、ちゃんと見てた。

死なせないようにしてた。

いいお母さんだ。

見た感じ、ちゃらい今時の男の子。
石田将也。

どんな子なんだろう?

12歳の頃の記憶

木漏れ日

12歳に時間が戻る。

将也は、ガキ大将だった。

仲間を引き連れて、楽しく毎日を送っていた。
普通の元気ないたずらっ子だ。

そこにやってきた、転校生、西宮硝子。

可愛い。

自己紹介で取り出したのは、ノート。

わたしとこのノートでお話してください。
わたしは、耳が聞こえません。
クラス全員が、息を呑む音がした。

12歳。
子供でもないし、大人でもない。
とても中途半端な年齢だ。

男女でも感覚の違いがある。

子供は純粋で、残酷。
人は集団で行動する時は、強くなる。

反対に個人は、弱い。

人の気持に対する感覚にも、成長の度合いが違う。

自分の幼いころが、どうだったのか?

見ているのも辛い。

人とコミュニケーションを取るのは難しい。
聞こえないハンディキャップから、愛想笑いを繰り返す硝子。

女子のグループからはみ出したり。

かまっているだけだったのが、いじめになってしまったり、高価な補聴器の紛失というイタズラではすまない事になっていった事。

学校で問題になって、石田だけが悪者になってしまって、いじめの対象になり代わったこと。
仕方ないような気がした。

それくらいひどいことを、石田はした。
よくあることなんだろう。

いじめっ子が、いじめられっ子だった。
いじめられっ子が、いじめっ子だった。

将也の成長が心配だ。

あの、4月の橋から飛び降りようとしたのが、こういうわけなんだ。

友達ってなんだ?

将也には、あの時以来友達がいない。
人と関わらないように生きてきた。

だから、家族以外の人の顔には、大きなバツがついているように見える。

将也の母が、とても素敵な人だ。

母が出てくると癒やされる。

母親ってそういう存在なんだよね。

ちょっと勇気を持って人と関わってみる。
友達?親友?

長束の言動や、スタイルに勇気づけられる。

人は、ひとりでは生きられない。
誰かに支えられているのだな、と思う。

長束と楽しい学生生活をおくるうちに仲間が増えていく。

硝子と結弦、小学生の頃の仲間とのつながりが出てくる事によって、平穏でなくなる。

やはり過去のキズが、石田を苦しめていると硝子は自分のせいだと思い込むのだ。

硝子もまた、自分がいなくなった方がいいと思い込む。
硝子と将也の立場が、逆転してしまう。

誰も死んでほしくない。

誰もいなくなってはいけない。

「好き」

「嫌い」

人の感情は複雑だ。

生きるのを手伝って欲しい

誰かと関わっていること。

生きること。

命を大切にすること。

自分も、まわりの人も大切にすること。

そして、言葉で伝えること。

将也の「一緒に生きることを手伝って欲しい」というセリフが聞けて、良かった。

アニメが訴える人生感も大きい。

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