こんにちは、monoです。
相葉くんの「グッと!スポーツ」今回は、リオオリンピックで金メダルを獲得した登坂絵莉さんです。
霊長類最強の吉田沙保里さんが、自身の後継者と太鼓判をおす逸材です!
もくじ・読みたいところからどうぞ!
登坂絵莉
ブラジル行ってきます🇯🇵✨
12年前の写真。。。大きくなりました😊
ずっと追いかけてきた人と一緒に行ける幸せ!!! pic.twitter.com/xq2boVSM2f— 登坂絵莉 (@eri_tosaka0830) 2016年8月10日
笑顔がとってもキュートな登坂さんは、
1993年8月30日生まれの富山県高岡市出身。
48キロ級の世界選手権では、2013年から3年連続の世界女王です。
レスリングとの出会いは9歳
登坂絵莉さんがレスリングを始めたのは、父がレスリングの練習場に登坂さんを連れて行ったのが、きっかけです。
父、修さんは国体での優勝経験者です。
登坂さんには、3歳年上の兄がいます。
父親は、兄をレスリングの選手にしたいと思ってレスリングの練習場に連れていったそうです。
しかし、兄よりも絵莉さんのほうが、レスリングに興味をもったようです。
絵莉さんは、練習場に通ううちにメキメキと頭角を表し強くなっていきました。
父と毎日公園の鉄棒にくくりつけた綱で、ある特訓をしていたようです。
登坂選手の強さの秘密は、俊敏さ特に反射神経がズバ抜けていること。
そして、何と言っても腕の強さ。
腕の力だけで綱登りを軽々とする父の特訓の成果ですね。
強さの秘密は玉井さんへの負けず嫌い
登坂絵莉さんは、かなりの負けず嫌いです。
小学生の頃、メキメキと腕を上げていたのですが、優勝することは出来なかったのです。
それは、強力なライバルがいたからです。
長野県出身の玉井絢子さんという女性です。
絵莉さんとは同じ年齢です。
絵莉さんが、9歳でレスリングを始めて4年。
小学生の大会でも、対戦するたびに玉井さんに負け続けた絵莉さんたち親子。
「打倒玉井さん!」を掲げ、対戦出来るように、玉井さんが出場する大会を調べては、遠征を繰り返していたそうです。
当時の練習を記入していた「レスリングノート」には、
どうすれば玉井さんに勝てるのか?が何度も何度も書きつづられていました。
絵莉さんの負けず嫌いは、父親譲りですね。
絵莉さん以上に、お父様の修さんが負けず嫌いです。
玉井さんの出場する試合を調べて、遠征に行くのはお父さんの力ですから。
調べるのもそうですけど、遠征するお父さんの行動力がすごいですよね。
どこか突き抜けているアスリートには、強力なサポートをするご両親の存在があります。
グッと!スポーツの番組の中で、現在の玉井さんの紹介がありました。
玉井さんは、小学生でレスリングの選手を引退していました。
今は、薬学部の学生さんです。
現在の玉井さんは、スラリとしたとても清楚なお嬢様でした。
幼いころはとても強いお嬢様でしたが、今は別の道を進んでいるんですね。
絵莉さんの金メダルをたたえていました。
一緒に戦っていた人がオリンピックで活躍する様子は、嬉しいものだと思います。
そして、絵莉さんが強くなりたい!と思ったのは、玉井さんの影響も大いにありますよね。
玉井さんと登坂さんの関係は、登坂さんの片思いっぽいですが、水泳の瀬戸大也さんと萩野康介さんみたいだなぁと思います。
優秀なアスリートには、優秀なライバルがいる。
登坂さんの持ち味は、カウンタータックル
登坂さんが憧れている吉田沙保里さんと同じく、登坂さんもカウンタータックルが持ち味です。
ズバ抜けた反射神経から繰り出される、カウンタータックルは素晴らしい。
一瞬のすきを見つけて仕掛けていくタックル。
絵莉さんがタックルを仕掛ける素早さは、女子レスリング界で一番早いと言われています。
俊敏さは、持って生まれたものなのかな。
幼いころのお父さんの特訓によるものも大きいと思います。
毎日、厳しい特訓してましたもんね。
小学生が、公園の鉄棒を延々と綱登りするかなあ?
しないよね。
小学生の最後の試合は、今も記憶に残っているそうです。
遠征に次ぐ遠征で、徐々に力をつけた絵莉さん。
だんだん勝利が近くなっていた実感もあって、試合にのぞんだようです。
勝てるような気持ちが強くなっていて、甘えが出てきていた。
当時を振り返ると、練習に身が入っていなかったと言っていました。
「勝てるかも知れない」と思った一瞬の甘さが出て、負けてしまった。
負けて泣いている絵莉さんに父は言います。
「泣いてもいいやつは、いっぱい努力したやつなんだよ」
努力してないやつは、泣いてはいけない。
絵莉は、泣くほどの努力をしているのか?
それ以来登坂さんのレスリングは、努力をしつづけるようになったそうです。
そして、とても強くなった。
一瞬のすきを突いて、カウンタータックルを仕掛ける粘り強い試合運び。
最後まで諦めない姿勢が、形作られてリオオリンピックでのメダル獲得につながっています。
リオオリンピック起死回生の残り12秒
登坂さんのリオオリンピックでの決勝戦は、アゼルバイジャンのスタドニクに1−2で押されていました。
残り12秒となった時、一瞬のすきを突いて足下に飛び込む。
相手の右足にかけた左手の片足タックル。
相手のバックを取って3-2で逆転勝ちに持ち込んだ。
最後まであきらめない、大逆転の金メダルでした。
振り返っての2012年、レスリング世界選手権での決勝戦。
ベラルーシのワネサ・カラジンスカヤと対戦した時に味わった、ビデオ判定による敗戦。
先に判定勝ちをしたのは登坂だった、判定が覆されて敗戦と言う結果になる。
抗議の出し合いの挙句の敗戦に、「判定でなく、一本で勝つ」を意識するようになったという。
その屈辱から、翌年から世界選手権3連覇です。
さらに、粘り強く!さらに強くなりました。
憧れのひと、吉田沙保里
絵莉さんの小学6年生の頃、富山合宿に吉田沙保里さんが来たそうです。
当時絵莉さんも練習に参加、一緒に取った写真があります。
それ以来、吉田は絵莉さんの永遠のあこがれの人。
そして、いまだに追いかけているひとだそうです。
同じ大学に進み、同じ練習場で練習するようになっても、ずっと憧れのひと。
初めてのオリンピックでも、同じ部屋でずっと一緒にいる吉田選手。
吉田選手が、心の支えとなって、オリンピックでも自分の力が出せたと言う。
よく言われるオリンピックには魔物が住む、という言葉も、吉田さんは、
「オリンピックに魔物はいない」
「魔物は、自分のこと」と登坂に言ったという。
「いい時のことだけ考えて、前に進んでいこう」
自分のあこがれの人が、ずっとそばにいて、
自分の味方で応援してくれるって、素晴らしいね。
これからも、登坂さんは強くなっていくと思います。
2020年、東京オリンピックでは必ず活躍すると思います!
吉田さんも一緒に出てほしいけど、
まずは、2017年レスリング世界選手権大会が8月21日からフランス・パリで開催されます。
がんばってくださいね!
相葉マスターのグッと!きたところ
登坂さんと相葉さんで綱引き対決をスタのですが、
登坂さんが、完敗しちゃったところだそうです。
すごい笑顔で、引きずられてました。
力が強いから、縄を掴みすぎて引きずられちゃったんでしょうか?
笑顔が、とっても可愛かったです。