こんにちは、monoです。
一日で記憶がリセットされるという忘却の探偵「掟上今日子の備忘録」面白いです。
今日子に思いを寄せる、ことごとくツキに見放された運の悪い青年厄介。
この二人の、微妙に進展しない恋模様と今日子さんの推理が楽しいドラマです。
掟上今日子の備忘録 第5話
1,須永フェスタについて、ヒントは4つ
今回の事件は、今日子が大好きな推理作家の須永昼兵衛が新作原稿を隠し、
須永のヒントを頼りに編集者たちが原稿を探しだすという、須永が時々行うというイベントが舞台だ。
「須永フェスタ」
以前今日子が事件を解決した編集者からの招待で参加することになった厄介が、今日子を誘い一緒に参加することになった。
今日子は寝ると記録がリセットされる得意体質のため、普段は次の日などの予約を受け付けない。
が、今回ばかりは何があっても参加すると言い張っての参加だ。
フェスタ参加者は、今日子と同じく須永ファンだという警視庁の遠浅刑事。
今回のフェスタ開催は、須永の軽井沢の別荘だった。
今日子は、大好きな須永昼兵衛の別荘に行けると「人生最良の日」と大喜び。
別荘に到着するまでの間、ふたりきりで行けると心をときめかせた厄介。
軽井沢行きのバスは、サンドグラスの一行がついてきてしまう。
別荘に着くと、編集の重信からの電話で須永の急死が知らされる。
厄介は、喜びいっぱいの今日子が落胆する姿を見たくない一心で、須永の急死を隠し通し須永フェスタを続行する決心をする。
今回は、単なるイベントではなく編集者の重信から正式に捜査依頼を受け、須永が亡くなっていることを隠し通しながら新作原稿を探すことを開始した厄介。
須永からのヒントは4つ。
1、作品の原稿枚数はおよそ120分あれば読めるくらい
2,デリケートな場所に隠してあるので、細心の注意を払って探すこと
3,あるのもではなく、ないものを探せ
4,
さて、新作原稿はどこに隠してあるのでしょうか。
4つ目が鍵ですね。 4つ目のヒントが出てくるのは、いつでしょう。 ないのか、隠されているのか、隠されているのは、何でしょう?
推理小説の謎解きが面白い。今日子さんがたまらなく可愛い。
今回も、厄介のただ単に、いい人ぶりと全く役にたたない残念な感じが良かったですね。
岡田将生さんの人徳で、違和感なく受け入れられます。
嫌味がありません。
岡田将生くんのこの感じは、ドラマ「花ざかりの君たちへイケメンパラダイス」でも培ってました。
とってもいい人って感じ。
岡田将生の持ち味ですね。
イケメンパラダイスでは、1人孤立していた佐野を気にかける陸上部部長の関目京悟を好演してました。
そして、新垣結衣さんの今日子さんは、仕草一つをとっても可愛いの一言ですね。
この可愛い仕草を、毎回楽しめるだけで最良の日でしょう。
この今日子さんの推理ドラマは、もう一度謎を解決してから見返すと小道具がキチンと映しだされているので、面白いと思います。
あの場面での妙な違和感が、納得される瞬間が好きです。
軽井沢の別荘の中の、部屋に散りばめられているインテリアや家電がポイントです。
今日子さんは、記憶がリセットされるようになってから本を読んでも忘れてしまう。
なので、本を一冊も持っていないと寂しそうに語る。
記憶が残らないというのは寂しいことですよね。
でも、記憶ほど曖昧なものはないみたいです。
実際に人の脳は、知らず知らずのうちに記憶のすり替えを行っているそうです。
そもそも元の記憶も何度も、思い出したり話を聞いたりするうちに新たな記憶として書き換えられたりするらしです。
monoも学生時代の記憶が、友人と違っていることがあったりして、変だなと思うことがあります。
本当のところは、どうでしょう?
正しいのは、monoなのか?友人の方なのか?
人の記憶も正しいのはどちらなのか?実際のところはわからないと思いませんか。?
どちらが正しいというより、楽しい思い出として記憶している方がいいような気はします。
今日子さんの記憶が1日しかもたないとしても、それが不幸せとは思えない。
記憶が日々更新されることの方が幸せかも知れない。
厄介くんとの間も日々更新していくのかも知れない。
そう思えば、楽しいです。
次回の今日子さんは、セーラー服を着るようですよ。