嵐のファン歴は、2008年。
最初に買ったシングルは「Step and Go」
「Dream A Live」ツアーが初参戦だった。
当時ファンクラブ会員は25万人。それから、5人を我が子のように見守ってきた。
ファンとして過ごした11年。
当時中学生だった娘は成人した。そして、嵐は10周年、15周年を経て、30代後半の成熟したグループとなっていた。
まだ、気持ちの整理はついていない、この先つくことはないような気がする。
でも、これからも変わらず見守り続けようと思っている。
この11年、嵐から受け取ってきたさまざまなメッセージは、誠実さ、おごらず真摯に取り組む姿、おもいやり、感謝することなど、毎日の生活の中でかけがえのないかけらだった。
嵐のLiveに行って感じたり、映像で目にするもの、楽曲から感じるものなどたくさんの「生きる」ための「勇気」や人にたいする「優しさ」をもらってきた。
嵐の活動休止を聞いて、改めて「日々の生活の中での大切なエッセンス」だったのだと気づいた。
嵐の活動休止報告
2019年1月27日ファンクラブから「嵐からの大切なお知らせ」というメールが届いていた。時刻は5時5分。
しかし、そのメールもファンクラブサイトにアップされている動画メッセージよりも前に緊急速報「嵐活動休止」の文字を見ることになった。
ああ、恐れていた事が現実になった。
でも、なにかのドラマの中の出来事のような他人事っぽい感覚だった。ひとは、自分に都合の悪い情報をすぐには信用しない。
でも、現実だった。すべての情報番組が、このニュースを扱う。連日報道される。
1週間経とうとしている今でさえ、心が落ち着かない。コップに水があふれそうなくらいいっぱいになったままだ。
今にもこぼれそうな水をかろうじてこぼさないようにしている、そんな感じだ。
大野くんの会見の様子を見て
仕事を終えて、帰宅途中の電車内でファンクラブサイトにアクセスする。他の乗客も「嵐活動休止」のニュースを話している。
ファンクラブサイトの嵐からの言葉を見た。
動画も見た。
信じたくない、でも、なんとなくこの1年のリーダーの異変は感じていた。
アルバムでのソロ曲がなくなり、シングルでもソロパートが減り、ラジオも終わり、ソロの仕事はゼロになっていた。
ああ、やっぱりそうか。そうだよね。もう38歳だもんね。いつまでも、アイドルではいられない。
そして、報道陣への会見を見た。
その日の夜、亀梨くんの出ている番組で流れていた。リーダーが真ん中に立って、自分の思いを語っていた。
こんなにたくさんしゃべるリーダーを初めて見たのではないかと思った。
すごく、頑張っていたし、他の4人は素晴らしいサポートをしていた。
それは、嵐をずっと応援してきた人なら、よく知っている5人そのものの姿だった。
ただ、いつもとは違う立ち位置だった。
たくさんしゃべる「リーダー」と「活動休止」の報告に動揺して冷静に画面を見れなかった。
会見を見て、ファンクラブサイトの動画と服装が同じことに気づいたとき、すこし冷静になれた。
ファンクラブサイトの動画は、前もって撮っているのだと思っていたので新鮮な違和感を感じた。
ああ、そうか。
会見の直前に、ファンへ向けてメッセージを撮影し配信したのかも知れない。ファンを「大切にしてくれている」のだと。
会見での大野くんの表情は固かった。が、力強く「語る姿」には胸を打たれた。
いつもは、多くをかたらない。
でも、そのパフォーマンスは誰よりも突き抜けている。
5人が「何度も」「話し合い」「着地した」休止を受け入れようと思った。
こころは、ざわざわするけど。
それでも、「一緒に駆け抜けよう」
「一緒に景色を見よう」。
期間限定2020年12月31日までの間は「楽しもう」と嵐が言うのなら、ついていこうと思う。
大野くんの夏休み
とても、素敵な表現だと思う。同じく嵐を好きでいるものとして嬉しい。言葉の選び方がすばらしい。
大野くんは、胸をはって「夏休み」を満喫してほしいと思う。
宿題は「ビジュアルを維持すること」ですよね。
どんな自由研究を提出してくれるのか?とても楽しみです。
今から思えば、「untitled」が予兆だったのかと思えてくる。
それぞれの思いが詰まっていて、未来を模索している歌詞に心がざわついたのを思い出した。
まだ、私の心のコップの水はこぼれそうでゆらゆらしてるけど、一緒に前を向いていこうと思います。
いまも嵐から、たくさんの「元気」「勇気」をもらっています。
ありがとう。サヨナラじゃない、これからもよろしくお願いします。