こんにちは、monoです。
我が家には、母子家庭でも楽しく暮らしてきた大切な娘がいる。
その娘も成人して、今はわけあってフリーターをしている。
子育てって、正解も不正解もない。
みんな、違う。
だから、大変だし、楽しいと思う。
産まれてからずっとそばに居てくれた、大切な宝物だ。
今は、生活にも余裕が出てきて、子育てを振り返る時間もある。
今だからわかる。
monoなりの子どもとの向き合い方を考えていきたいと思います。
子供って、親にとっては、いつまでも子供なんだ
monoは、30歳で結婚した。
それまで、大学時代に学生寮に入っていた期間を除けば、ほぼ実家暮らしだった。
30年だ。
実家では、コメすら炊いたことは無かった。
洗濯だって、自分のおしゃれ着くらいしか洗わなかった。
monoは本当に、ダメな娘だった。
今だに、実家の両親は私の衣食住を心配してくれる。
我が家の娘はと言うと、洗濯もしてくれるし、ご飯も炊けるし、小学生の時からカレーも作れる。
母子家庭なので、大学には行く気が全く無く、早く働きたいと言っていた。
高校を卒業後、料理の専門学校へ行って、調理師の免許をとり、レストランに就職してくれた。
食べる事が出来れば、生きていける。
親孝行のいい娘だ。
料理の世界は、男社会でとても厳しく、頑張って続けていた姿が痛々しかった。
今は、高校の部活で頑張っていた方面で、新たに頑張るために、フリーターをしている。
夢を追える時が、今なのだと。
夢を一緒に追えるのは、もう一つの人生を味わえる気がするので楽しいです。
いつまで、子供の夢を支えてあげられるのか。
親として、同士として応援していきたいと思っている。
子供の成長は意外と早い
子供が産まれたとき。
子育ての果てしなさを想像していた。
だけど、ホンの20年。
あっという間だった。
いつまでも赤ちゃんじゃないし、いつまでも小学生ではない。
子供は、一人の人間の成長に向き合う楽しさと、切なさと大変さを教えてくれた。
中学では、親の知らない日常が増えていたし、塾に行きたいと言ったり、勝手にやめていたり、親より友達のほうが信頼できると言って泣かれた事もある。
ずっと、休日にも家にいないサービス業で働いてきた親を持ち、幼少期は祖父宅で食事した。
風邪を引いても、仕事は休まなかったし、随分寂しい思いはさせたと思う。
いつの間にか片親になっていたり、よくもまあ、グレずにそれなりに育ってくれたものだと思う。
今思えば、寂しさを身体いっぱいで、表現していたのかと思うことがある。
スーパーなどで、ダダをこねる。
道端でヒックリ帰って、泣きじゃくる。
よくやられました。
自転車の後ろに乗っても、エビゾリして泣くので、すれ違う人に心配されました。
愛情が不足していたと思います。
当時は、一生懸命してた。でも。
子供の欲しい愛情まで、注げていなかったのだと思います。
時間的に難しいとか、次にしなくてはいけないことがあるとか。
大人の事情で、子供の時間を奪っていたと思います。
あの、可愛らしい子供時間を取り戻せるものなら、今のmonoは、立ち止まって子供の目線まで降りて一緒に手を繋いで歩きたいと思います。
子供は、すぐに大きくなる。
本当にすぐに。
いつまでも小学生。
いつまでも赤ちゃんじゃないんです。
いつまでも、大人のリモコンじゃない。
子供は、一人の人間だ。
そのことを忘れてはいけない。
高校で友達を作る、部活を頑張る
これが、高校になる娘に言ったことだ。
友達との時間、部活の時間をとられるバイトは禁止した。
シングルでの子育ては、大変だったけど高校の3年間を大切にして欲しかった。
娘は、密かにもう一つ狙っていたのものがあった。
それは、皆勤賞。
これは、高熱で休んでしまったのでダメだったのだが、遅刻は一度も無かった。
女子なら普通のことだけど、うちの娘は中学で、5本の指に入るほどの遅刻魔だった。
中学では、卒業も危ういところだった。
中学からの友達が一人もいない高校へ行く、というのが、気分転換になって良かったようだ。
高校での娘の頑張りは、親の目にも明らかで、卒業式では校長賞をもらうと言う成長ぶりを見せてくれた。
monoには、もったいないほどの娘だと思う。
親として、母として、同姓として
今は、2人で暮らすこの家にいつまで娘はいてくれるのだろうと思う。
女二人、支えあいながら、もうしばらく暮らしていたい。
一緒に、娘の未来を見続けていたいと思う。