小栗旬舞台「ヤングフランケンシュタイン」大阪初日・観劇後感想・いっぱい笑いました!そして笑顔になります! | 素敵なmono

小栗旬舞台「ヤングフランケンシュタイン」大阪初日・観劇後感想・いっぱい笑いました!そして笑顔になります!

コンサートホール

こんにちは、monoです。

小栗旬初主演ミュージカル「ヤングフランケンシュタイン」大阪・初日観劇してきました。

2017年9月7日(金)13時30分開演、盛況でした。

会場は、圧倒的に女子ばかりでした!

当日券を求めて、劇場横に長蛇の列が出来ていました。
一人でも多くの方が入場出来るといいなあと思います。

こんなに、当日券に並ぶ様子は久しぶりな気がしました。

ミュージカルだから?

それとも、銀魂ファン?

ムロツヨシさん効果?

久しぶりの過激ぶりに圧倒されました。

こんなだったっけ?

キャスト紹介やあらすじはこちらです!

小栗旬が初挑戦するミュージカル「ヤングフランケンシュタイン」観劇前情報!当日券もあり!劇場アクセス・キャスト紹介・あらすじ

小栗旬の初ミュージカルはどうだったか?

ホグワーツ城
当初の不安も吹き飛ばすようでした。

小栗さん、しっかりと主役でミュージカルも遜色なく、ど真ん中で舞台を引っ張っていました。

その堂々たる姿に、感動しました。

素晴らしい役者になったなあって。

弱々しい、青年ではなく、堂々とした伸びやかな声でセリフを奏でている。

言葉に高低差がついて音程になっている、そんな感じです。

初めてのミュージカルなので、声が聞こえなかったり小さかったりするのかと思ったのですが、そんなことは全くありません。

音程が少々おぼつかなかろうが、大声でした。

ゲネプロの映像より数段聞き取りやすく上達しています!

千秋楽に向けて、思いっきり演じてくれると確信します。

それは、気持ちいいくらいに大きくはっきりと、セリフの伸びやかさと同じです。

主役は主役としてそこに居る、それが第一の仕事。

「ミュージカルって楽しいな!」ってその通り!楽しんでいる様子が伝わってきました。

歌が不安だと言っていた小栗さんですが、セリフの先に歌がある。

セリフが安定していて、わかりやすく聞き取りやすい。

小難しい話でもなく、コメディな題材というのも良かったのだろうなあと思います。

終始、リラックスして楽しんでいるフレデリックでした。

立ち姿とか、伸ばした腕も指先も美しい。

長身にゆったりとした青い背広のフレデリック。

白衣を着たフレデリック。

燕尾服にステッキを持ったフレデリック。

全部素敵でしたし、見とれちゃいました。

ケンブ警部、アイゴール、インガ、ブリュッハーとの掛け合いの間合いも、公演中の結束が見られました。

大阪に来るまでに、約ひと月間、稽古をいれるともっとですよね。

福田監督のブラックジョークも軽く入れつつの、自由な雰囲気や温かい舞台に仕上がっていると思いました。

初ミュージカルは大成功だと思います!

良かったです!

ネタバレ注意!!


賀来賢人さん、瀧本美織さん、若い二人が舞台を温めてくれます。

ふたりとも元気があって、頑張っていました。

とっても、好感がもてます。

お二人の舞台は初めて観ましたが、良かったです。

ムロツヨシさんは、一幕目大忙しです。

次々と、いろんな登場人物として登場します。

その度に笑いが巻き起こります。

しまいには、「何役目?」って小栗さんに聞かれていました。

ムロツヨシさんは、小栗旬さんの初めてのミュージカルでとても重要な大役〈そばで見守る)なのです!

小栗さんが登場するまで、ちょっと長めのプロローグがあります。

やっと出てきた!という感じの登場!
会場の歓声に小栗さんが「ちょっと嬉しそう」だったとムロさんが、いじります。

ムロさん本人も、黄色い声援を要求する、という流れはお決まりなんでしょうか?

序盤のノリツッコミとか、物語のブラックジョークにもついていけるように、ジャブを撃たれていたのかもしれないなあ。

どこまでが、セリフでどこからがアドリブなのか?

全部台本かもしれない。

あとで、パンフレットを見てみると、賀来賢人さんは毎回変えてくる芝居だそうですし、演者さんが楽しんでアドリブ合戦をしているみたいです。

世間を騒がせたニュースも折り込みながら、笑いにしていく。

福田組だなあ。

大阪初日ということもあって、「大阪」ネタも挟んできていました。

賀来賢人さんの言動に注意です!

毎度のことなのでしょうか、コンサートのようなノリでコール&レスポンスもありました。

「3階?元気ないよー」「2階?」「1階!?」会場を巻き込んで一体になります。

映画「銀魂」でも出てきたような、パロディも出てきます。

ネコのバスとか、スラのイムとか、松の棒とか、頭のうすい運転手さんとか、たくさん出てきました。

だから、この舞台は映像としては残らないようです。

舞台だから出来る。

舞台でしか、見れない舞台です。

生だから、やっちゃえ!だったのか。

劇中で見られる、小栗さんのモノマネも上手でした。

これも、賀来賢人さんからのフリですか?

あれ、本人も観に来てるんじゃないのかな。

大丈夫でしたか?

あ、でも藤原さんもテレビでご本人がモノマネしてましたよね。

そして、それを観ての感想を小栗さんも言っていた「竜也すげえ」って。

小栗さんが藤原さんをリスペクトしてのモノマネだと思います。

見れて嬉しかった。

デスのキラのモノマネです。

何パターンかあるのでしょうか?

いつもなのでしょうか?

何回か見ると違いが分かってさらに面白いと思います。

大阪千秋楽へのムロさんの誓い

ミュージカル史上初となる、ミュージカルでの吹き替えをやってのけたムロツヨシさんですが、

東京公演でも千秋楽は、全て歌うとお約束されたように、大阪公演でも。

千秋楽には、全て歌うと誓われました。

お決まりの千秋楽ネタと思われますが、千秋楽を観にいかれる方は、楽しみにしていてください。

ちなみに、吹き替えバージョンは、2幕の山小屋の盲目の村人のシーンが吹き替えでした。

歌になると素晴らしい発声が響き渡ります。

ムロさんは、ムロさんであることですべてが許される。

貴重な役者さんです。

monoが、観たのは初日の昼公演ですが、すでにムロさんの声はガラガラでした。

10日まで持つのでしょうか。

あまり、深酒はいけませんよ。

ミュージカルとしての見ごたえもあります!!!

瀬奈じゅんさん、吉田メタルさん、保坂知寿さん、宮川浩さん、とても素晴らしかった。

惜しみなく拍手喝采です。

ミュージカルを観た!という満足感あり!

舞台のストーリーをグイッと引き上げて下さっていました。

そして、何よりもアンサンブルの方々が豪華です。

ミュージカルはアンサンブルの方々のちょっとした動きを観察するのも、面白いんですよね。

お気に入りの人を見つけて目で追ってしまいます。

瀬奈じゅんさんにこんなことさせていいの?って思うキワドイ場面もありますが、素晴らしかった。

ミュージカルではできなかったような事をするのが、福田ミュージカルだと瀬奈じゅんさんも楽しんでいるとおっしゃっていました。

舞台で繰り広げられるラブもエスもやりきってました!

瀬名さんに言われたら、運転手さんも録音はしないと思います。

ミュージカルを観たことがない人にも、ミュージカルって(普通はこんな感じではないけど。)楽しいよ、もっと気楽に観に行こう。

大人な娯楽な福田ミュージカル、楽しかったです!

いろんな舞台があって、いいと思う!

ぜひ楽しんでください!