とうとう2021年が来てしまった。
2020年は、激動の1年だった。
徐々に近づく、嵐の活動休止もそうだけど、今も猛威を振るう新型コロナウイルスの台頭。
マスクが無くなり、トイレットペーパーが消え、ハンドソープがなくなった。
まさに異常事態、先行きが見えない生活の中で嵐の存在は、とても大きいものだった。
嵐は、たくさんの夢や希望を与え続けてくれた。
そして。
嵐とともに幕を閉じた2020年、嵐の去ったあとには虹がかかると言う松本潤さんの言葉そのものの明るい2021年にしたいと思う。
嵐が活動を休止すると宣言してからの2年。
彼らがどんな思いで駆け抜けて来たのか、その覚悟と努力と行動力をいちファンとして感じたことを少しづつ、ゆっくりと綴っていこうと思う。
2年前に書いた「今にもコップの水が溢れそうな状態」
その思いを忘れさせるように2年間を楽しいものにしてくれた嵐の5人への感謝を、1ファンとして綴っていけたらと思う。
今も、心のコップの水は溢れそうだけど、それは悲しみから感謝という水に代わっていくと信じて。
5人で嵐、6人目はファンだと言ってくれていた嵐
2019年
活動休止会見のあとすぐ、20周年のライブの追加公演の申し込みが、締切間近だった。
あの会見は、衝撃だった。
けれど、会見は終始嵐らしく信念に基づいた立派な会見だったと思う。
あのあと、またファンクラブ会員が一気に増えたと思う。
「5×20ライブツアー」は全50公演、これははじめに発表された18公演に行けなかったファンクラブの人達が全員行けるようにと32公演が追加されたもの。monoもはじめの18公演は落選だった。
落胆のなかでも、落選には慣れっこになっていたし、直前のツアー「untitled」には行けていたので、落選は仕方ないと思ってた。
次は行けるはずだと。
そこでの32公演の追加。これは追加公演ではなく、はじめから決まっていたと松本潤さんが言ってた。「全員いけます!」
いやーここで新たにファンクラブの会員が増えたら、落選確率が増えるじゃん!と思ってしまった。心の狭さに反省です。
喜び半分、悲しみ半分、寂しさマックスです。
and more「5×20」は、なんとか当選。古参ファンクラブ会員さんでも当選していない人がたくさんいる。
私は、できるだけ嵐に会える日を後ろの方の公演を選んだ。もう会えなくなるかも知れないから、できりだけ楽しみは取っておきたかった。
2019年「嵐のワクワク学校」も最後だというので、申し込んだ。ワクワクは初めての参加。番組の観覧ってこんな感じなんだろうな〜と思った。
テレビでは、抜きで映る人だけしか見れないけど、会場では後ろ姿が見れたり、喋ってないときの様子が見れる。教卓の後ろの様子が見れるのは得した気分だった。
「歌ってない嵐も好き」「そのままの素の嵐」が好物の人には楽しい空間なんですよね。
ライブもMCが1時間あってもいいなと思うもん。暗転のときに映像が流れるのも素敵だけど、お着替えのために2人残っての、ちょっとだけMCも好物なんだな。
着替え終わっての、残ってる2人の話を楽しそうに見てるメンバーにも癒やされます。
これは、どの組み合わせでも大丈夫という安定した、信頼からくるトーク力のなせる技で、ライブで見れる大好きな嵐です。
ワクワク学校が終わって、5×20のライブがあって、ラグビーワールドカップで盛り上がった2019年。ラグビー人気の中で、嵐の楽曲「BRAVE」の発売と新たにファンを増やしていたと思う。
ラグビー日本代表は、かっこよかった。日本代表だけど国籍は豊かで自由。だけど、日本を愛してくれていると感じれる日本代表のメンバーが、素敵だった。翔くんが真摯にラグビーと向き合ってる様子や、流れる「BRAVE」もとても誇らしかった。
2019年11月3日いろんな発表があって、ファンは情報過多に困窮した。
はっきり言って、ついていけなかった。
こうやってワードプレスでブログを発信しているので、少しはネットに触れている環境にいる。が、知ってはいるけどほとんど使っていなかった、コンテンツも多かった。
新たに登録したり、久しぶりにアクセスしたりと大忙しだった。
YouTubeで再認識「嵐のすごいところ」ダンス編
11月9日「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」での歌唱は素晴らしかった。急いで帰宅して、ちょうど嵐の歌唱が始まった頃にテレビの前に到着できた。息をのんで見守った。緊張がひしひしと伝わってきた。雅子さまの涙に感動して、自宅にいながら大きな拍手をしていた。誇らしかった。
素晴らしい人達を、ずっと応援してきた自分も誇らしかった。ありがとう。
ジェットストリームの弾丸移動が始まった。その模様は、すぐさまインスタでアップされた。日々、スマホに釘付けだった。
嵐が写真を取って、アップしている。そう思うだけで微笑ましくて、身近に感じれる日々だった。
インスタライブもライブでは見れなかったけど、それなりに楽しめる。
TikTokが、一番好き。気分が落ち込んだときに見るとほんわかする。2020年後半は、ほぼ相葉チャンネルのようになっていたのもツボだった。
2019年「5×20」のライブに参加。これが、実際に嵐を肉眼で見た最後となるのか。嵐からのご褒美はアリーナ席でした。アリーナは、人生で合計4回。それぞれにいい思い出です。本当にありがとう。
「5×20」のアリーナ席での思い出は、「Monster」の歌唱前のリーダーの様子を堪能できたこと!テレビだといつも後ろ姿だから。幸せだった。
2020年
年が開けて、オリンピックムード、新国立競技場でのライブの申し込みなどこの一年の活動を準備を着々と始めていた頃、不穏な情報が飛び込んで来た。
たしか1月の終わり頃だったと思う、新型コロナウイルスの感染者が発見された。
まだ、中国からの旅行者がどんどん押し寄せていた。春節の前だったから、入国を止められなかったのか?中国で警告していた医師が死亡したとネットニュースにもなっていたように記憶している。
島国なんだから、止めようがあるように思うんだけど、一般人にはわかりません。
3月。楽しみにしていたリーダーの個展が延期になった。
私達が行くはずだった1週間前に急に延期になった。日程を恨んだ。そして、延期だからまた開催してくれるんじゃないかと期待しつつ、すぐにチケット代が返金されてショックを受ける。
そして、4月。
翌月の新国立競技場でのアラフェスの延期の発表があった。
オリンピックがどうなるのか?いろんな物資がお店から消えて、日本が混乱し始める。そして、緊急事態宣言発令。街は活動を止めた。
食料品関係の職場に勤めていた関係上、緊急事態宣言の間も私は、毎日仕事に出勤していた。感染者が増加するなかでの販売業は、とても怖かった。小さな一企業は、いろんな対策が後手後手だったし、命を守るだろうマスクは全く手に入らなかった。
買い置きのマスクを手洗いして再利用したり、10何年ぶりかにミシンを引っ張りだしてきてマスクを手作りした。
心の支えだったのは、ジャニーズのYouTubeや、ネット配信のライブ映像だった。4月の初めころに配信された嵐の無観客のライブ映像。そして、手洗い動画は、落ち込む心に温かい風を届けてくれた。
今でも、嵐のYouTubeで手洗い動画が見れる。
5人で歌って踊ってるだけなんだけど、安心するしホッとする。癒やしってこういうことなんだと実感する。伝えようとする気持ちの強さを感じるから、聞こうと思う。
5人での会話もいい。会話のキャッチボールが素晴らしい、誰かが発したセリフをちゃんと受ける。そして、発言がかぶることがない。21年間というグループ活動でつちかわれた信頼と努力と葛藤の結晶なのかと思う。
嵐の5人のかもし出す温かい空気感は、どの年代の人にも受け入れられる、心地よさをもっている。その裏にかくされた努力を見せないところもすごいと思う。
「まつじゅんが言ってたからここも洗うんだよ〜」と手首を洗いながら、子供が言うといったツイッターを見た。小さな子供にさえ伝わる嵐の影響力の強さを知る。
私でさえ、手を洗うときには、嵐の歌うジャニーズの手洗いソングを口ずさむ。あの動画が、大好きだ。
5人がシンクロしながら、楽しそうに踊って手洗いをしようという姿をみると心がなごむ。
YouTubeを始めてくれてありがとう。そして、伝説の「紙芝居」を見た。嵐の紙芝居は、期間限定だったので、今はもう見れません。
緊急事態宣言のなか、家庭で楽しめるもの、家事で手が離せない親御さんに変わって子どもたちも楽しめるものをと考えて配信していた紙芝居。毎回配役をあみだくじで決めるという嵐らしい展開と、リハーサルなしの一発勝負の読み聞かせ。
見てる方も演じてる方も楽しくて仕方のないと言う、素晴らしい紙芝居でした。嵐のYouTubeは、本当に楽しかった。ありがとう。
願いが叶うならもう一度、見たいです。いっぱい笑顔をもらいました。特に相葉さんのナレーションは、最高です!
オンラインでのワクワク学校の開催もありました。仕事の都合で生配信では参加できませんでしたが、アーカイブで見れるようになってよかった。宿題やホームルームなどたくさんの参加型でしたが、宿題の提出はしませんでした。動画を取ったりするのはハードルが高いよね。スマホで簡単にできるんだろうけど。
そして、延期になっていたアラフェスのリクエストが再開されました。
アラフェス2020は、無観客での開催が発表されました。
日程の発表はなかったけど、11月3日じゃないかなと思って、いろいろ準備してました。会社には前もって、長期休暇を申請しておきました!
日程を発表しちゃうと、ファンが集結してしまうから、できるだけ内密に、直近にと言う配慮だったんでしょうね。
2020年11月3日は、長い一日でした。
ずっと嵐と一緒に過ごすためにカレーの材料を準備して、一緒に作りながら一日を過ごしました。
嵐とファンのためのフェスティバルだものね。
嵐と一緒にライブを見ているという不思議な体験をした日です。
ライブを見ながら、そういえば潤くんがずっと、「嵐のライブを見に行きたい」と言っていたのを思い出して、こんな形で叶うんだなと不思議な気分でした。
収録でありながらの配信による無観客のライブ。ペンライトを座席に巡らせて、私達観客がいるような錯覚を覚える。でも、いくら声を張り上げても、声は届かない。
去年のライブビューイングで感じた、ちょっと寂しい感じを再現しちゃった。
やっぱり目の前で、会場で、あの一体感の中で見たいなあ。いつものようにペンライトを持って、うちわを持って思いっきり踊っても、嵐には届かないんだよね。寂しい、そして、悲しい。
過去の体験をいっぱい思い出しながら、それなりには楽しんだ。
ファンクラブ限定のパート1と一般の方も見れるパート2。
ちゃんと分けて考えて選曲してくれてた。
パート1が終わって、パート2までの間はPVが流れていた。あれは、ファンクラブの人たちだけだったんだと後から思う。「This is嵐」に同封されているPVが流れていたから、どうしてだろう?って思ってた。
何よりも嬉しかったのは、パート2が終わって、生の嵐の姿を見てからのサプライズのアンコール「カンパイソング」が最高に良かった!幸せだった。ありがとう、わかってるよね。さすがだね、潤くん。
収録だから、ガンガン呑んでたね!ちょっと酔ってるんじゃない?って本当に楽しんでる嵐を見るのが幸せだ。最高なアンコールだった。まさかのサプライズ。ファンクラブの人たちだけだったのかな?後日のリピート配信では、アンコールがなかったから。出来るなら、あのカンパイソングをもう一度、生で見たい。
徐々に顕著にファンを大切にしているって見せてくれる、たくさんの愛を痛いほどに感じる。
そして、年末の12月31日に生配信にライブをすると発表。年末の生配信。どれだけの人が見れるのだろう。最後の最後に一緒にいてくれるのはファンとだ。
後日、この生配信は、コロナで決定されたものではなく、当初から予定されていたのだと知った。クリスマスに届いた紙チケットに書かれたのは「プレミアムシート」、すべての人が最前列で見れるスペシャルなシートでのライブなのだ。
2020年12月
いろんなものが閉じていく。
一つづつ、丁寧に。2019年1月27日の会見で翔くんが言っていた「2年かけて感謝を伝えていく、行動と姿勢、2年を駆け抜けていく」その言葉のままに冠番組や音楽番組が進行していく。
うちのブルーレイのハードディスクは、嵐でいつもパンパンだ。
キーワードで勝手に録画してくれる「嵐」の登録のせいだ。
たくさんの音楽番組の録画でいっぱいになった。
ミュージックステーションは、嵐だけで1時間。11曲を流してくれた。過去の映像もたくさん。おまけに嵐にも映像をプレゼントしてくれたそうだ。ありがとう。たくさんの番組に、たくさんのスタッフに愛されているんだなあと知る。
いつも嵐は、番組の最後に登場することが多いので、録画したものを飛ばして見るようになっていた。それも、もうなくなるんだなと思うとさみしい。
嵐が活動を休止する、その意味を肌で感じるまであとわずかだ。
音楽番組での歌唱後に、瞳がうるんでいるのを見ると複雑な気分になった。
あれ?
「解散」じゃないよね。
「休止」だよね?
そんな悲しい顔しないで。ずっと笑ってて。胸が締め付けられる。
大好きな大好きな嵐は、なくならないよね。また帰ってくるよね。そう自問自答している。
24日「VS嵐」終了、
25日ミュージックステーション出演
26日「嵐にしやがれ」終了
この間も私達は、嵐のYouTubeでは、31日の生配信ライブのための「準備だ!TV」の準備に追われていた。31日のライブのための準備が、たくさん残っていたから、結構忙しかった。
31日まで、ワクワクしながら過ごすことが出来ました!これは、本当だよ。
24日に紙チケットが届きました。そして、クリスマスカード&年賀状。あ、年賀状はもう来ないんだ、とすこしショックを受ける。
でも、ライブのための動画やコールの送信など、準備することがたくさんあって、毎日が忙しい。
嵐のYouTubeチャンネルを見つつ、ライブをワクワクしながら年末の慌ただしさをやり過ごしていた。
ライブのための準備。
嵐に届けるための「カイト」の歌唱。カイトって難しいのよね、歌いだしが合わなくて、娘と何度も撮り直した。
「GUTS!」の踊りは、間違えちゃったけど、それもありかなって楽しい感じで送信した。
「The Music Never End」は、すんなりと歌えた。
コールは、たくさんあったけど、いつもライブでしてるから、もっとあっても大丈夫だったよ。
踊りの動画も、もっともっと送れるよ!
どんなライブになるのか、ワクワクが止まらないよ。31日が来てほしいけど、来てほしくないという複雑な気持ち。それは、いまも変わらない。

31日の生配信。
嵐とファンが生でつながる最高のライブ、生でしか味わえないものがたくさん詰まった、最高のライブだった。アンコールは無かった。いつもの最後の簡単なクイズもなかった。だから。
「またね~」その言葉を耳に残して、2021年を迎える。ライブの感想はまた別の機会に。
私の中の嵐は終わらない。嵐のいない日常はまだまだ訪れない。
だけど、智くんはしっかりと休んでほしい。誰も追いかけたりしないでね。そっとしておいてほしいと本心から思う。
私達は、嵐が残してくれた、たくさんの素晴らしい音楽や映像や作品があるから、ひとつずつ振り返っていこうと思う。大量の記憶とともに。
嵐と出会ったこの21年に感謝しかありません。ありがとう。笑顔で過ごすことができました。これからも、変わらずに、ありがとう。