こちらの記事は、2016年に放送されていた時の感想です。
2017年9月20日にDXが放送されました。感想を追記しています!
コーエツ先輩の石原さとみさんは、相変わらず美しく明るく元気でした!
こんにちは、monoです。
10月スタートのドラマが始まりました。
monoが気に入ったのは、石原さとみさんの「地味にスゴイ!」と新垣結衣さんの「逃げるは恥だが役に立つ」の2つです。
もう一つ、織田さんのドラマも見ます!
地味にすごい!
【予告】明日10/6発売の雑誌『ダ・ヴィンチ』11月号https://t.co/9NboZe409gで、『校閲ガール』https://t.co/QNfJilM4N7著者の宮木あや子さんと、ドラマ主演の石原さとみさんの対談が掲載されています。表紙も石原さとみさんです。お楽しみに! pic.twitter.com/TdAqH2KLrQ
— 角川文庫 (@KadokawaBunko) 2016年10月5日
原作:宮本あやこ「校閲ガール」
キャスト:
河野悦子:石原さとみ
森尾登代子:本田翼
貝塚八郎:青木崇高
茸原渚音:岸谷五朗
藤岩りおん:江口のりこ
折原幸人(是永是之):菅田将暉
石原さとみが可愛い
キャストの皆さん、特に校閲部の方々は、まだ地味な様子です。
対象的に、石原さとみさんの悦子は、毎日毎日ドハデなファッションを楽しんでますよね。
CMのたびにカットインする、さとみファッションが楽しい。
こんな格好して仕事しない!
毎日違う服着れない!
そもそもそんなに服買えません!
でも、ファッション上手の人は、着回しがうまいです。
きっと、悦子もそのはずです。
ずっと無職だったのだから、服が買えるのはおかしいですもんね。
着回しが上手なのだ。
とか、色々現実的ではありませんが、ドラマとして楽しんだらいいと思います。
だって、ドラマですから。
本田翼ちゃんが、本来の可愛くて天使の笑顔を封印して、ナチュラルで動きやすいファッションの編集者を演じてくれそうだし。
毎回登場するだろうゲスト作家さんも楽しみです。
出版業界のお仕事ドラマ
編集者のお仕事ドラマ、「重版出来!」の記憶が新しいところですが、今回は「校閲」という出版業界の特殊なところのお話みたいですね。
ファッション雑誌の編集者になるためだけに7年も費やした河野悦子を石原さとみさんが演じます。
河野悦子の力の入ったファッションも見どころのひとつになってますね。
こういう、業界のドラマにありがちな、あり得ないリアリエティに欠けた部分もあるみたいですが。
そこはドラマとして楽しんだらいいと思います。
校閲。
文字を扱う仕事では、とても大切なものだと思います。
monoも仕事で、文字の校正をすることがあります。
monoの場合は、正しい商品名と金額をチェックするんですが。
校閲は、正しく文章が使われているのか?
秩序だてられているのか、整合性も検証したりするんですね。
小説など、文字だけで表現する文学では、内容を補ったりもするのですね。
大変で、大切なお仕事ですね。
こうやって、自分の知らない業界の様子が垣間見られるのも、ドラマの楽しみです。
作家と編集者と校閲
第1話のゲストは本郷大作。
大作家を鹿賀丈史さんが演じます。
大御所作家さんとの出版社との関係、編集者の苦労とか色々あるんだろうな。
編集者、貝塚と校閲の悦子。
この2人の掛け合いは、見ごたえあります。
ふたりとも芸達者です。
悦子のなめらかなセリフ回しとくるくると変わる表情は、さすがです。
貝塚も負けていません。
青木さんは、こういう威張っていてちょっと抜けてて、実は頼りになる男子役が、ハマっています。
【青木崇高】出演ドラマ
日本テレビ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」
★本日22時スタート!毎週水曜22時〜
※初回10分拡大https://t.co/BaSTZcoikF#青木崇高 #地味スゴ pic.twitter.com/pOJ3FHKSfk— スターダストプロモーション芸能3部 (@SD3info) 2016年10月5日
大御所作家、本郷大作。
またでてきて欲しいな。
第1話まとめ
就職浪人の河野悦子が念願叶って、出版社の中途採用に合格。
そこは、名前を面白がって採用された「校閲部」だった。
ファッション誌の編集者になるために、地味な校閲の仕事を頑張る悦子が、まわりを巻き込みながら成長して行くお話。
作家さん、編集さん、そして、印刷会社の人達。
同僚の校閲部の面々とのふれあいとちょっと恋愛もあるのかな。
1話は、大作家にも言葉の違いを進言したり、実際の地名を一部だけ架空にすることが納得できなくて、検証したりする。
プライバシーの侵害だと言われながらも、おせっかいが好転していく。
世代のギャップは確かに存在する。
大御所だからと尻込みするのではなく、言うべきところは言って欲しい。
叱られなくなった、裸の王様にはなりたくないよね。
若いものに感謝する、気持ちの余裕のある年配者は素敵だと思う。
石原さとみの着こなしと頑張る働く女子の痛快お仕事ドラマ、になるといいな。
これからの菅田将暉さんとのカラミも期待しようかな。
毎週水曜日10時が、楽しみになりそうです。
2017年「地味にスゴイ!DX」感想を追記!
2017年9月20日
河野悦子さんが、帰ってきました!
相変わらず、美しいです。
そして、ファッションが素敵でした!
校閲部の皆さんもお変わり無く、河野さんを認め、愛すべき部長を筆頭にとてもいいチームになっていました。
河野えっちゃんは、念願かなって「Lassy」の編集者になっていました。
幸人くんともラブラブだし、タコ貝塚さんも貫禄でてました。
幸人くんに新人のナイスバディの編集者がついて、2人の仲をさこうとしてるの?
Lassyにやりての編集長二階堂凛(木村佳乃)が乗り込んできて、Lassyのネット配信と廃刊問題を推し進めようとする。
悦子とやりあっちゃうところも、オンナのバトルは面白かった。
今回も、校閲の仕事の凄さとか、大切さをしっかりと描き出していました。
ちょっとした事に気づいて、気づきを大切にして人生を豊かにする、素敵なスパイスが感じられるお話でした。
幸人くんのシャイな中でも、悦子を大切に思う気持ちがあふれていて良かった!!!
菅田将暉やっぱり、いいですね!
ただのイケメンじゃなく、出来るイケメンだ。いいなあ年下の彼氏!
タコ貝塚の青木さんが、幸人くんの担当を降りてかかりきりになっていた企画が景凡社50周年の記念本。
目玉で取り組んでいた「三枝貢遺作」春夏秋冬4部作。
元妻が著作権の遺言の受取を距離しているために掲載が出来なくなりそうだという。
悦子は、Lassyの編集長にも思ったことをひるまず言ってしまったために「辞めなさい」と言われてしまう。
たまたま居合わせた校閲部の茸原部長に助けてもらって、校閲部でしばらく働くことになる。
悦子の校閲はキメ細かい
校閲を任されたのは、三枝貢の4部作の最後のひとつ「追い越した冬」
掲載許可は出てないけど、先に下準備をしておこうという部長の案だ。
悦子は意気揚々と校閲に没頭する。
三枝貢の現行は、誤字脱字が異常に多い事を不審に思い、誤字を書き出してみる。
「リュウのドウクツ・ヨアケのソラ」と言う文になる。
他の3部作にも同じような誤字が、ワードになっていることに気づく。
「春彦の異変」=「ナカシマガワのホトリさんこ」
「座りの悪い夏」=「こがじんじゃのはち」
「秋子の先入観」=「クレマチスのは」
これは何かのメッセージ。
三枝氏が誰かに当てたメッセージに違いない。
著作権を受け取ろうとしない元妻に、あてたものではないか?
悦子は、クレマチスの花の栞を持っている二階堂編集長を見ていたことを思い出す。
三枝貢の元妻と隠されたメッセージの謎がじーんと来ます!
「作家は辞めなさい」と幸人との交際を言ってたこととか、思い当たることがたくさんある。
一つ一つの伏線が、生きてます!
中島川のホトリにあったもの=ハートの形をした石
古賀神社の鉢=ハートの形をした水鉢
クレマチスの葉がハートの形をしているのだ。
そして、最後の竜宮島の洞窟のある場所から見上げた空は、緑の木々に囲まれたハートの形をしていました!
二階堂編集長と三枝貢が元夫婦で、お互いの気持がすれ違って離婚したけど、ただ言葉が少なかっただけだった。
うーん。
「言わないと分からない」
本当にそうだと思う。
作家とか、言葉の仕事をしている人は、意外と言わないのかも知れない。
本当は、大切に思っていたのだ。
嬉しいと思っていたのだ。
亡くなってしまったからでも、分かって良かったね。
最後には、みんな笑顔になる!
面白かった!
ドラマの冒頭で石原さとみさんが、夢の中でクイズ番組に出場し全問正解!
最終問題は「歴史」
「伊賀の忍者」と「織田軍」の戦い!
答えは、「百地三太夫!」って叫んでました。
「お国」の顔でしたね。